こんにちは!石垣島マリンタイムです!
今回ご紹介するのは、石垣島の県鳥ともなっている「カンムリワシ」についてです。
カンムリワシは、
インドネシア、インドや中国に生息し、日本では石垣島、西表島、与那国に生息している
国の特別天然記念物です。
湿地、水田、マングローブ林に生息し、食性は両生類、爬虫類、甲殻類、
昆虫類などを食し、特にヘビが好きで、道路などで轢かれているヘビの
死骸をついばんでいる姿を見かけることもあるそうです。
カンムリワシを多く見かけるときというのは、
電柱などの上に立っている時らしいので、皆さんも探すときは電柱などの
上を見ると見られるかもしれませんね。
また、他のタカ類と違って獲物を空中から爪で攻撃するのではなく、
地上に降り立ってから攻撃をするので狩りに失敗することも多々なんだそうです。
西表島では同じく国の特別天然記念物であるイリオモテヤマネコが
交通事故にあう被害が問題視されていますが、同じくカンムリワシも
交通事故に合い、怪我や死亡する事件が多発しています。
カンムリワシが道路に這い出たカエルやヘビを食べに路上に降り立ち、
車が近づいても獲物を抱えたままではすぐに飛び立つことが出来ず、
車に接触してしまうのだそうです。
カンムリワシの活動時間は、朝の薄暗い時から夕暮れ時、夜は活動しないそうです。
もし、島を車で走っていて道路に何か落ちていたり、物影が見えたら
車を徐行するように気を付けて下さい。体が大きいからこそ飛ぶときに
もたつくこともあるカンムリワシ。ゆっくり運転がその命を救うかもしれません。
カンムリを観測しに石垣島を訪れるからもいるほどの、凛々しく美しい鳥です。
これからも石垣島のシンボルとして元気に暮らしていってほしいですね。