こんにちは!石垣島マリンタイムです!
今回もお話は海の危険生物ということで、最近認知も上がってきた
「ハブクラゲ」についてお話したいと思います。
ハブクラゲ、青みがかった透明な体に、非常に長い触手を待ち、
移動速度も速いため、砂浜などで被害が出るケースが多いです。
触手にはたくさんの毒針が入った刺胞というものがあり、これが発射されると
激痛が走り、蚯蚓腫れになります。まれに、呼吸困難になるケースもあり、
非常に注意が必要です。刺された場所は、約6時間後には水ほうが出来、
12時間後には壊死状態になるそうです。赤く晴れ、かゆみを伴います。
応急処置としては食酢をたっぷりとかけて、刺胞を取り除き、
痛みのある患部は、水や氷などで冷やすことです。ただ、この処置が
全てのクラゲ類に効くわけではなく、カツオノエボシなどの場合はこの処置で
逆に刺胞を発射させてしまうことになるので、間違えないように気を付けて下さい。
振動するものにからみつく習性があるということなので、
見かけたら絶対に近づかないようにして下さい。
また、本体から長い触手が漂っているので、
本体からだいぶ距離があるからと安心製せずに、すぐにその場から立ち去り、
周囲の人にも注意を喚起して下さい。
石垣島でもシュノーケルをするときは十分注意が必要です。
ビーチなどでは、クラゲ用のネットを設置している場所もありますが、
そういったネットのないところでは、やはり入ってきていることが
ありますので、十分に注意して下さい。
出くわした場合も、万が一被害にあった場合も、落ち着いて対処すれば
最小の怪我で済みます。逆にパニックになって海水などを飲みこんでしまう
方がとても危険です。海にはたくさんの生き物が暮らしています。
海遊びを楽しむためにも、そういった海の危険な部分も知っていることが
とても大事です。
みなさんも、他人事と思わず、心にとどめて下さいね★