こんにちは!石垣島マリンタイムです!
石垣島マリンタイムでは、皆様に安全にマリンレジャーを楽しんで頂けるように
年に何回か行われるマリンレジャースタッフ講習会に参加しております。
講習会ではその年の水難事故の状況や、AED、心肺蘇生法の実技練習などが
行われました。
マリンレジャーが普及し、手軽に多くの人が海で遊べるようになった現在、
手軽ゆえに悲しい事故も発生してしまっています。
こういった状況を知ることで、私たちスタッフもさらなる安全の意識を高め、
楽しい思い出だけで帰って頂けるように切に思います。
一般財団法人沖縄マリンレジャーセーフティービューロー(OMSB)という団体の方の説明によると、
2014年10月までの水難事故発生件数は59件、うち死者、行方不明者は32人と前年に比べて8件増加、
人数的には6人の増加がみられるとのことです。事故発生場所においては、
八重山諸島で発生9件、死者、行方不明者が3人であり、前年比較では3件減少、4人減少とのとことです。
この事故の内訳的には、個人的に海遊びをしていての事故も含まれているわけですが、
反対にショップに参加しての事故に関しては、ダイビングに絡む事故1件、
シュノーケルに絡む事故が2件となっております。
また、何の行為中に事故が起こったかということに関しては、
通行中(誤っての転落など)が6件の発生、死者、行方不明では10人となっており、
シュノーケリング中の事故は発生が4件の、死者、行方不明者が2人となっています。
年齢的にみると、0~9歳の事故数はさほど多くはないものの、
保護者の監督不注意などでやはり起きています。また、ダイビングやシュノーケルを行う参加者の高年齢化に伴い、40代以上の方の事故が多発傾向にあるようです。
また、その事故が起こった場合、死に至るケースが非常に多く、
事故=死者発生という状況が起きているようです。
特に、私たち石垣島マリンタイムでも行っているシュノーケルは、
一人でも気軽にできるマリンスポーツなので、島のビーチにて一人で行う方が増えているようですが、
これは非常に危険です。ダイビングでもそうですが、2人で一組のペアを作ると、
万が一パニックなどに陥った時にその対処の早さが全然違います。
一人でのシュノーケルの事故の発生原因としてその他には、道具の不慣れ、
ライフジャケットの不着用などが挙げられています。
ビーチなど、一見穏やかそうな所でも、急な流れが出ているところや、
急な干潮満潮の流れもあります。必ずライフジャケットの着用を心掛けるよう、
どうぞ皆様もよろしくお願い致します。
楽しいはずの遊びが、取り返しのつかない事態にならないよう、私たち事業者、
そして参加の皆様も安全面に関して疎かにならず、多くの経験を活かして、
マリンスポーツを行っていけたらばと思います。