石垣島マリンタイムでシュノーケリングや釣りを楽しもう。

コブヒトデのはなし。 石垣島のシュノーケル中に見るヒトデ

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こんにちは!石垣島マリンタイムです!
今回のお話は海のキモ可愛い??ヒトデの一種―コブヒトデについて!です。
コブヒトデ、その名の通り体の表面にはコブらしき突起物が生えております。

インドや西太平洋の熱帯・亜熱帯地域の浅瀬に生息しているらしいのですが、
まれに和歌山で見られることもあるそうです。

なかなか大きいものもいて、30センチくらいになるものもいます。
もちろん、石垣島でもヒトデはたくさんおりますし
このコブヒトデも浅いところでシュノーケル中に見かけることが出来ます。

さて、みなさん。
コブヒトデに限った事ではありませんが、ヒトデってどうやって動いているのか?
疑問に思ってことはありませんか?

この星型の5本の足らしきものを使ってウネウネ進むのか?

いえいえ、実は、ヒトデの裏側を見ると分かるのですが、
裏には切れ目のようなのが入っていて、その切れ目からは無数のヒダみたいのが
生えており、その無数のヒダが伸び縮みをすることで進むのです。

ヒダの名前は「管足」といって、中心から放射線状に生えているようです。
また、移動だけでなく、このヒダはセンサーの役目を果たしていて、
獲物の匂いや障害物を見分ける目のような役割をするのだそうです。

また、その切れ目の真ん中には口もあります。
穴の様なその口では、どうやって餌を食べるか?

方法はいくつかあるのですが、基本的な種は、その穴から胃袋を出すのだそうです!
まず、餌を発見したヒトデは、その餌の上に覆いかぶさり、
その口がえさの中心に来るよう体制を整えると、反転させた胃袋を放出し、
胃袋で餌を包みこんで消化しながら、自らの体内へ収納・・・。
ということらしいです。う~ん、海の神秘ですね。

餌になるのは小魚もそうみたいですが、好物は貝の様です。

あるヒトデは、貝が砂の中に埋まっているのを感知して、
ちょうど貝の真上に異動したのち、砂をほじりながら
ヒダをその貝まで伸ばして食べる、という器用なヒトデもいるそうです。

ホタテとかも食べてしまうので、ホタテを育てている人たちからは
嫌われているのだとか。

でも、実は、そんなヒトデも食べられてしまうのです。
お腹をすかせたカモメがヒトデを食べることもあるらしいのですが、
本当の天敵は「フリソデエビ」という、最大6センチほどのエビのです。

コブヒトデは、このフリソデエビの餌用にペットショップで
売られているほど・・・。

エビってヒトデ食べるの!?
フリソデエビってどんなエビなの?

では、次回はこのフリソデエビのお話をしたいと思います。

 

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