石垣島で釣りやシュノーケリングを楽しもう!

27.1 C
Ishigaki

オスだけど、メスになります。

kusabira

こんにちは!石垣島マリンタイムです!
今回お話しするのは、私たちもシュノーケル中に見て触って親しんでもらっている
動くサンゴ‐クラビライシについてです。

石垣島周辺、竹富島周辺のサンゴ礁ではよく見かける、
キノコみたいな
見た目のサンゴです。英語でもマッシュルーム・コーラルと呼ばれています。

このクラビライシ、見かけるときは、枝サンゴやテーブルサンゴの上にのっていたり、
砂地にポツンと単独でいたりしますが、実は赤ちゃんの時は、他のサンゴと同様に
岩などに定着して成長します。

まるで、キノコが木からにょきにょき生えるように
成長していき、ある程度の大きさになると、岩にくっついていた部分が
ポキっと折れて、みなさんがよく見かけるようなキノコの傘部分状態になるの
だそうです。

ある島での調査では、クラビライシが成長するのに
1年間で2.8センチだったということで、
石垣島の海で見かける25センチ以上あるようなクラビライシは何十年も
生きていたのですね。

クサビライシのお食事は、その他のサンゴと同じで、カッチュウソウによる
光合成を吸収することと、己のヒダにくっついた動物性プランクトンを
吸収することで行っているんだそうです。

kusabira2

さて、このキノコの様な石っころの様なサンゴにも、きちんとメスとオスがあるのですが、
実は、クサビライシの一種は性転換するのだそうです。
比較的体が小さい時はオスで、
体が大きくなるとメスになるだとか。

一説では、精子より卵をつくるコストのほうがかかるので、
体を大きくする必要が高いうちは低コストの精子を作るほうに回るのだそうです。

また、他の種では、環境のストレスなどから双方向の性転換(オス→メス→オス)
を行うものもいるようで、そのあたりの生態調査が今なお進められているのだそうです。

海の生物では、クマノミが有名ですが結構多くの種が性転換を行います。
これも、自己の種を多く残すための進化なのでしょうか。

ちなみに、クサビライシ達の産卵は、
7月の満月から数日後なのだそうです。

サンゴの産卵はとても神秘的ですからね。

う~ん、これからクサビライシを紹介するのに
また新しい言い回しが増えそうですね。

みなさんも、シュノーケル中にクサビライシを見つけたら
懸命に生きる彼らに愛あるまなざしで見守ってあげて下さいね。

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